社会福祉法人花工房福祉会エコーンファミリー(長野県)

ともに生き、ともに暮らす。長野のやわらかな自然が生んだ、こだわり豆富と竹炭せっけん。

取り組み・活動

1私たちの思いアイデアがつまった独自事業で、業界の“あたりまえ”を変えていく

2001年4月、知的障がい通所授産施設としてスタートしたエコーンファミリーでは、「ともに生き、ともに暮らす」を合言葉として、障がい者も地域の中であたりまえの生活を営むことを応援し、よりよいサービスを提供する法人として歩んで来ています。
2007年4月からは、「多機能型事業所エコーンファミリー」として新しい形でのサービスを開始。生活介護事業では、自主製品の配達・販売を職員と一緒に毎日取り組む一方、体を動かすことが大好きな利用者さんは地域の小学生と一緒に大豆を育て、そのお豆でお醤油を作っています。

就労継続支援B型・就労移行支援事業の利用者さんは、障がいが多岐に渡っているため、彼らの障がい特性に合わせて、多種多様な事業活動を行っています。ハウスで花を育てている皆さんは、住民・企業の皆さまにご購入いただくために、リヤカーで地域をまわっています。また、パン・スイーツを作る利用者さんたちも朝早くから頑張っています。その他、地域の農家さんと連携して農作業をお手伝いする方々や、竹林の整備をする利用者さんもいます。それから、大豆にこだわるメニューのご提供している「おまめ喫茶そいてぃ」の運営も行っています。
さらに、2012年4月継続支援B型事業所として「わくワーク」が、2014年4月には「炭房ゆるくら」を開所、次々と独自事業を展開しています。

2私たちの活動一歩先をゆく本物志向で、こだわりの商品を作る

長野県で取れる大豆(ナカンセンナリ)を使った「豆腐づくり」には、パウダー状に粉砕した大豆粉を使う「大豆丸ごと製法」を取り入れています。この製法だと、おからを出さずに大豆そのものの栄養(食物繊維も!)をすべてギュギュっとつめこんだお豆腐を作ることができます。この製法で作っているのが「おたっしゃ豆富(白・黒ごま・青バタ)」と「まめらか豆富(白・黒ごま)」。どちらも口当たりなめらか、クリーミーで濃厚です。利用者さんには作業工程のなかで日付押し、道具の片付け、洗い物、清掃なども行ってもらっています。

もう一つの「炭事業」では、「炭なでしこ」という石けんを作っています。炭せっけんは天然のミネラル成分が多く含まれていて、毛穴の汚れを取ったり、古い角質を取ってくれたり、さらに消臭機能もある優れもの。炭せっけんには、竹を燻した「竹炭」を使ったものと、お手軽にできる「木炭」を使ったものの2種類がありますが、エコーンファミリーではよりミネラル成分の高く、汚れが取れやすい「竹炭」を利用しています。洗いあがりはサッパリ、だけどつっぱらないので、手洗い・洗顔・お風呂など、あらゆるシーンでご利用いただけます。

また、地元の食材を積極的に使用したパン・スイーツづくりも行っています。パン生地から生成し、利用者の方たちには成型を、焼成は職員が行っています。

3寄付金の使い道もっとクリエイティブな商品づくりで積極的に地域貢献をしていきたい

より良い商品・ストーリー性のある商品作りができる作業環境を整えていくために寄付金を使い、施設整備の拡充にあてていきたいと考えています。
また、就労継続支援B型事業では、施設外の作業として、外作業を毎日行っていますが、施設の車の台数的にも行きたい人全員が行くには厳しい現状です。寄付金を使い多くの利用者さんが施設外の作業として地域の皆さんと作業ができるよう、車の整備にも使いたいと思っています。

(2021年3月公開)

詳細情報

施設名 社会福祉法人花工房福祉会エコーンファミリー
所在地 〒381-2226 長野県長野市川中島町今井1387-1
電話番号 026-283-8787
営業日・営業時間 月~金(祝日は除く)9:00~17:30
URL http://www.hanakobo-fukushikai.jp/
寄付金控除の適用対象 [所得税] 所得控除
寄付方法 銀行振込(八十二銀行)
返礼品の発送時期 寄付金振り込み後1週間以内に発送
運営団体 社会福祉法人花工房福祉会
運営団体所在地 〒381-2226 長野県長野市川中島町今井1387-1

(2021年3月公開)

お知らせ

この施設からのお知らせや最新の情報は、こちらをご覧ください。

はてなブックマークLINE