あすなろ学苑(神奈川県横須賀市)
苑生とスタッフが力を合わせて作る、無添加ジャムやお菓子が人気。
取り組み・活動
1私たちの思い障害者福祉施設に前例のなかった新事業への挑戦
あすなろ学苑は、知的障害者約30名の職業的自立を支援する就労継続支援B型事業所として、平成12年に開所されました。
その名前には、「明日はヒノキになろう」という意味が込められています。今日より、明日。明日より明後日。毎日着実に進歩しようと心に刻み、仕事に励んでいます。
設立当初は事業展開に苦戦しながら、利用者の工賃向上を実現するため、借金をしてでも食品に特化した事業を進めることをスタッフが決意!
本格的な食品製造室を設備し営業許可を取得しことで、神奈川県で初となる県立高校の売店受託や、全国初の自衛隊基地内の飲食施設受託へと販路を拡大してきました。
今では、各種コンテストやコンクールでジャム、パン、焼き菓子、デザートなど幅広いジャンルで11回の受賞を経験するなど、一般市場でも通用するものづくりを進めています。
2こだわりの商品地元の名産に根ざした本格海軍カレー
あすなろ学苑の地元横須賀は、海軍カレーの街としても知られています。街の活性化に寄与するため、学苑でも海軍カレーの製造を手がけるようになりました。
牛肉をコトコト煮込んだスープに、牛脂とバターで炒めた玉ねぎ、フルーツチャッネやスパイスをふんだんに入れたスパイシーな中辛のカレーは、一日最大で650kg販売されています。行列のできるお店としてイベントなどでも好評を得ています。
利用者は、材料の計量からパンやクッキーの製造、ジャムの加熱、袋の密封から販売まで、一人ひとりの特技を活かしながら作業活動に従事しています。
3寄付金の使い道多彩な体験ができる場づくりを通じて、感性を育む
個性豊かな利用者は、重度・軽度・中度の知的障害を有しています。自分の気持ちを適切に表現できなかったり、社会体験不足により新しい取り組みに不安感を示したりと躊躇する一方で、色々なことに興味も持っています。
でも、一人で自己実現を図ることは難しく、誰かの支援が必要です。学苑では、利用者のいろとりどりの体験をサポートすることで、快・不快、好き・嫌い、楽しい、楽しくないといった感性を培い、自分らしい生活スタイルを築き上げていってほしいと思っています。
働くことは、お給料を得るだけではなく、人との関わりを広げ、社会に貢献できること。お客様に安心、安全な食品を真心込めてつくることをポリシーに、活動を続けていきます。いただいた寄付金は、機材の買い替えや、利用者、職員が安定して食品を製造できる環境整備に活用したいと思っています。
(2022年4月更新)
詳細情報
施設名 | あすなろ学苑 |
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所在地 | 〒238-0026 神奈川県横須賀市小矢部4-19-4 |
電話番号 | 046-852-0600 |
営業日・営業時間 | 月~金 7:30~16:30 (土日・祝日休み / 8月お盆休み5日 / 年末12月29日~1月3日まで休み) |
URL | https://asunarogakuen.com/ |
寄付金控除の適用対象 | [所得税] 税額控除 / 所得控除 [住民税] 神奈川県 / 横須賀市 |
寄付方法 | 銀行振込(かながわ信用金庫) |
返礼品の発送時期 | 当月の寄付金振り込み分を、翌月の末日までに発送 |
運営団体 | 社会福祉法人心の会 |
運営団体所在地 | 〒238-0026 神奈川県横須賀市小矢部4-19-4 |
(2022年4月更新)
お知らせ
この施設からのお知らせや最新の情報は、あすなろ学苑便りをご覧ください。