待望園(青森県青森市)
八甲田山のふもとでのびのび働く。看板商品は青森のカシスを使った「完熟カシスソース」。
取り組み・活動
1私たちの思い合い言葉は「できないを できるにかえる たいぼうえん」
待望園は、平成3年に身体障害者授産施設として始まりました。現在は、就労継続支援B型事業所として、身体・知的・精神に障害を持つ方28人が助け合って働いています。仕事内容の大きな柱は、農業と企業から受託した縫製仕事の2つ。売上の100%を利用者に分配しています。年齢層は19歳から83歳までと幅広く、家庭的な雰囲気が特徴です。
施設があるのは八甲田山のふもと。山林ではさまざまな山菜を採り、開拓した畑では無農薬のおいしい野菜を育てています。作業時間は真剣に、休み時間は賑やかにのびのびと。山の中なのでどんなに騒いでも大丈夫。天気のいい日はボール遊びや青空ランチを楽しんでいます。
「できないを できるにかえる たいぼうえん」。これが私たちの合い言葉です。利用者のみなさんも職員も、全力前向きで毎日を過ごしています。
2こだわりの商品カシス本来の味を引き出した「完熟カシスソース」
工賃の安定化を図るため、数年前から自主製品の製作に力を入れはじめました。平成26年に販売を開始したのが「完熟カシスソース」です。施設内で無農薬栽培した完熟カシスを丁寧に手摘み。独自の製法により、カシス本来の味をシンプルに引き出しました。加工の際はつなぎを使っていません。低糖なので、スイーツだけでなくサラダやステーキ肉にかけるなど、多様な用途に使えます。
利用者は、農園作業と手摘み、選別、ラベル貼りの仕事に携わっています。みんなこの仕事が大好きな様子です。
実は、青森県のカシスの生産量は日本一。真冬は豪雪に見舞われることがありますが、その厳しい自然に鍛えられたからこそおいしいカシスが実ります。県外の方にも、青森のカシスの良さを知っていただく機会になれば嬉しいです。
3寄付金の使い道設備を改修し、より利用しやすい環境へ
平成3年に建てられた待望園の施設は、水回りを中心に老朽化が進んでいます。修繕をくり返していますが、根本の老朽が進んでいるためキリがない状態です。遅くとも6年後には建て替えできるよう資金集めをしているところです。また、送迎車も買い替えの時期が来ています。
いただいた寄付金は、施設の建て替えや送迎車の買い替えの費用として、大切に使わせていただきます。日常の福祉サービス向上のため、ご協力を得られると幸いです。
(2017年10月公開)
詳細情報
施設名 | 待望園 |
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所在地 | 〒030-0955 青森県青森市大字駒込字深沢514番地 |
電話番号 | 017-742-6324 |
営業日・営業時間 | 月曜日~金曜日 午前9時~午後5時半 土曜日 午前9時~午後2時半 休み 毎週日曜日・月1土曜日・年末年始・お盆 |
URL | http://taibouen.web.fc2.com/ |
寄付金控除の適用対象 | [所得税] 所得控除 |
寄付方法 | 銀行振込(みちのく銀行) |
返礼品の発送時期 | 寄付金振り込み後1週間以内に発送 |
運営団体 | 社会福祉法人シオン福祉会 |
運営団体所在地 | 〒030-0955 青森県青森市大字駒込字深沢514番地 |
(2017年10月公開)
お知らせ
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